FC2ブログ
HOME   »  中世城郭  »  仙当城④ ~ 驚愕の普請量

仙当城④ ~ 驚愕の普請量

仙当城の第四話です。

n 003

 本城域に入ると左右から竪堀が食い込み、進入路を制約します。そして、「あ」の塁上から射撃にさらされます。

 道なりにまっすぐ進むと「い」に入りますが、ここは究極のキルゾーンで、両側の塁上からの投石にあいます。それでも進むと、左右の塁壁は狭まり、鉄砲、弓、槍で攻撃されます。それでも、それでも進むと「障子堀」があり、狭く区切られた堀底に落ち、抜け出せなくなります。

 「う」から攻め上るほうが、「い」よりはリスクが減りますが、進むにつれ、通路は狭まり、僅かな兵数でしか進めなくなります。 その上、二の郭との距離が狭まり、二の郭からの射撃練習の的となってしまいます。「堀切+たて堀」には、平時は木橋がかかっているでしょうが、戦時には取り外すため、堀底に降りなければならず、ここでも「障子堀」につかまってしまいます。

n 019

 イメージ図左側から見た「あ」の塁壁です。

 攻城兵はまず「あ」を制圧しなければ、先に進めません。

 n 020

 左が「あ」の塁壁、右が本郭へとツナガル塁壁です。

n 021

 「あ」の塁上は竪堀が切り込み、充分な兵力が展開できないように加工されています。

 つまり、攻城兵が「あ」を確保しても、本郭を攻め取る拠点にはなり得ないということです。

n 022

 「あ」の塁上に登り、「い」への道を進むMさんを撮影しました。

 この高さから投石されたら、命はアリマセンね・・・

n 023

 Mさんと若おじさんは、堀底を「障子堀」へ向けて進んでいきます。

 堀の幅と深さを考えると、どれだけの土砂を移動させたのか? 気が遠くなるほどです。

 驚愕の普請量です。

 上杉流縄張りへ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 



スポンサーサイト



Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

武蔵の五遁

Author:武蔵の五遁
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード