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片倉城② ~ マイクロ真田丸

 片倉城の第二話です。

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 片倉城の縄張りの特異性を示すのがこの「外やぐら台」です。ヤブに包まれて解りにくいので・・・

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 デフォルメの激しいイメージ図で雰囲気を感じ取ってください。
 敵が「い」の方向から攻めて来ると「外やぐら台」から横矢をかけることが出来ます。
 その上、「う」の道から伏兵を出して、敵の背後を突くことが出来ます。
 敵が「う」の道を進もうとすると、常時「外やぐら台」からの射撃にさらされるとともに、道は人ひとりが通るのがやっとの狭さとなり、一気に攻め込むことが出来ません。

 「外やぐら台」は、城外に突出しながら城の守りの要となる点では、規模こそ比べ物にはナリマセンが、大阪城の真田丸と共通するものがあります。あえてマイクロ真田丸と呼びたい。


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 左が「外やぐら台」、真ん中が堀ヤブと私、右が二の丸土塁です。
 私の身長が約1.8メートルですから、堀の深さは現状で10メートルはあります。発掘すると堀底は4メートル下から現れるのが常ですから。往時は14メートルの深さがあったと思われます。
 この堀は、図「え」左の竪堀と連動しており、「外やぐら台」が陥落した場合は、「え」が防御地点となる構想です。


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 前述した「人ひとりが通るのがやっとの道」です。
 両側が切り立っているのですが、ヤブで判別できないのが残念です。


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 二の丸から見た「お」の小口です。

 最終話へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」

 
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