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熊城② ~ 武田築城術の最終形?

 熊城の続きです・・・

 要害3

 スケッチはしましたが、雨が降り始め、
 逃げるように踏査したので細部には自信がありません。
 あくまでも、ムードを感じ取ってください。
 兵がマトモに集結できそうな場所は、本郭のみです。
 (他の見解ではやぐら台を本郭とするものもあります。)

 小口や横矢の工夫もありません・・・
 その点のみ見れば、まるで、室町期のようです・・・
 しかし、堀幅と深さ、鋭さは戦国末期のものです。
 やぐら台の上に櫓が組まれていたことを想定すると、
 本郭までが「鉄砲の制圧範囲」であることも戦国末期のものです・・・

9111 090

 イメージ図、五の掘の堀底です。

 武田流築城術、後期の代表格は丸馬出しです。
 馬出しに2箇所の通路を儲け、一方に敵が迫ると、もう一方から兵を出して敵の背後を突く・・・
 熟練した兵士達の存在が前提として、成り立つ、城構えです。

9111 091

 五の堀を下って、登ったところから、堀底を見下ろしました。
 堀底に人が立つと、堀の厳しさが伝わります・・・ ご協力有り難うございました。

 武田の熟練した兵士達は、長篠の戦いでコトゴトク・・・
 武田勝頼は、実戦経験の無い、若年兵で城の守備をしなければならなくなりました。

9111 092

 五の堀と、四の堀の間の小塁です。10人も籠れますでしょうか?

 そこで、武田勝頼は、高度な駆け引きを必要としない縄張りを選んだ・・・
 小口も、横矢も、馬出しも無い・・・ ヒタスラな遮断・・・

9111 093

 四の堀を見おろしました・・・  スゴイ落差です・・・

 最終話へと続く・・・

  ホームページ 「土の城への衝動」
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う~ん・・
何が楽しいんですか?
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