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埼玉県花園御嶽城 ~ 藤田流築城術

 皆みなさん、こんにちは。

 中世城郭愛好家、土の城派、武蔵の五遁です。

 

 平成20年10月18日、お城仲間のMさんと花園御嶽城に行ってきました。

花園城アク

 花園御嶽城は、埼玉県寄居町末野にあります。

 

 

IMG_0633.jpg

 「花園御嶽城は凄い!」という声を聞いたことが無かったので、これまで挑戦して来ませんでしたが、一応、チェックしておこうと思い立ちました。

 以前、秩父オフでお世話になった小頭@和平さんのホームページ 「城跡ほっつき歩き」によると、この少林寺の裏山から尾根伝いに進むようです。

 五百羅漢の設置された登山道を登りきり、西側の尾根(藪でした)を登ると以外にもあっさりと二の郭らしきところへ到着しました。

 

IMG_0636.jpg

      更に進むと鳥居があります。Mさんの両脇の藪の中には横堀がありました。

 

IMG_0637.jpg

       本郭には、石柱が林立していました。30人ほど篭れるでしょうか?

 

       これだけかな? とも思いましたが、一応周囲を徘徊することに・・・・

 

IMG_0639.jpg

   横堀がありました。しかも、土塁に囲まれた横堀です。天神山城別郭の構造と同じです。

   花園城にも似たくさい構造がありますが、こちらのほうが進化形だと感じます。

 つまり、天神山城拡張工事と同時期に、花園御嶽城も補強工事を受けたと見て間違いないでしょう。

 それは藤田氏が、花園城から天神山城へ本拠を移してから、藤田氏をのっとった北条氏邦が本拠を鉢形城に移すまでの間でありましょう。

 

hanamita.jpg

 イメージ図を作成しました。

 横堀を土塁が囲み、土塁は斜面を登っていく、その先に小口があったり、なかったり・・ らじ・・

 登り土塁の外側には、竪堀があります。南側は堅固なのですが、他の方面が手抜き・・・

 というか、補強工事が途中で放棄されたのではないかとも感じます。

 

IMG_0642.jpg

        帰りは、神社の参道を下ってきました。参道の登り口です。

 この登り口を発見するのはかなり困難であると思われますし、結構比高がありました。やはり山の中腹にある少林寺まで車で登ったほうが楽なようです。

 

IMG_0643.jpg

              南側から見た、花園御嶽城の遠景です。

 

 

IMG_0644.jpg

       上の写真を撮影したのと同じ場所から、東側の花園城を撮影しました。

 

 今日のアタックの対象になっていたのですが、タイムアウトでした。後日、再訪してレポートしたいと思います。

 花園御嶽城を、この花園城の詰城とする説もありますが、花園御嶽城は要害性に欠けるため詰城の役割は果たせなかったことと思います。

 また、藤田氏の本拠が花園城で無くなった以降に補強工事が行われていることからも、花園城の詰城説は、否定されるべきでしょう。

 

 藤田流築城術の進化形が確認できるという点で、貴重な城といえるでしょう。

 

 ホームページ「土の城への衝動」 http://www5.plala.or.jp/tutinosiro/

 

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