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小幡城(2) ~ 堀底への誘い

 小幡城の第2話です。

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 土橋の先には小口があります。

 左右の土塁の上には柵が、小口には門が設置されていたと思われます。

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 六郭に入りました。

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 六郭の・・・ 五郭側に大きな土塁があります。

小幡原図

 上位の郭と、下位の郭の接点で・・・

 通常は、下位の郭側に土塁は盛りません。

 小幡城では何故、下位の郭である六郭側にも土塁を盛っているのでしょうか。

 まず、攻城兵が六郭を制圧したとしても、次の郭への通路はありません。

 次に進むには、堀底に飛び降りるしかないのです。

 高い土塁の上から堀底へ飛び降りると怪我のリスクがあります。

 土塁がない場所があったら、飛び降りやすい。

 そんな、攻城兵の事情を読んで、六郭には土塁のない場所を設定しています。

 その、土塁の無い場所の右側に、「土塁C to R」があります。

 「土塁C to R」には、塹壕が設けられています。

 守る側は、塹壕に狙撃兵を忍ばせておきます。

 そして、攻城兵が土塁の無い場所に至った時点で、狙撃を開始します。

 つまり、六郭の・・・ 五郭側の土塁は、攻城兵を狙撃スポットへおびき寄せる罠なのです。

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 六郭で土塁の無い場所に来ました。

 「土塁C to R」からの狙撃にさらされながら、堀底へ飛び降りなくてはなりません。

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 往時は側面が切り立っていて、飛び降りるしかなかったでしょうが、今は経年で若干なだらかになっており、私はスパイクピン着き長靴を履いているので、歩いて堀底へ向かいます。

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 堀底に立ち、西側を撮影しました。

 「R」が張り出ていて、横矢攻撃を仕掛けることができるようになっています。

 西へ進みます。

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 奥に、西側外周土塁が見えてきました。

 小幡城第3話・屈曲する堀底」へ続く・・・

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