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小机城(3) ~ 堀底道への引き込み

 小机城の第三話です。

 小机城の唯一の台地続きは西側ですが、東側から、小勢での夜襲を仕掛けられないとはかぎりません。

DSCF4351.jpg

 本郭の北東端から、東側を見下ろしました。

 DSCF4352.jpg

 堀底に降りてきました。

 「J」には、櫓が組み上げられ、敵の奇襲に備え、監視兵が24時間配置されていたのではないでしょうか?

DSCF4354.jpg

 堀底から、本郭を見上げました。

 つかむものがなければ這い上がることは困難です。

小机城

 こうやって、全体を見てみると、どの方向からの攻撃にもそれなりに対処できるよう工夫していますね。

 さて、小勢で夜襲をかけたが、本郭へ登ることができない攻城兵は、登り口を求めて、堀底を移動しなければなりません。

 つまり、堀底へ攻城兵を引き込む作戦なのではないかと・・・

DSCF4357.jpg

 本郭の北側に来ました。

 右側に土塁があることにより、攻城兵の可動範囲は限定されます。

 つまり、本郭の守兵は、限定された範囲へ攻撃を仕掛ければよいので、攻撃の精度が増します。

DSCF4358.jpg

 堀底をさらに進んでいくと、正面に二郭「G」が聳え立ちます。

 左上からの攻撃に、正面からの攻撃が追加されました。

 実に計算された縄張りですね。

DSCF4359.jpg

 「L」で堀底道は2つに分かれています。

 左へ曲がると・・・

DSCF4362.jpg

 本郭と、二郭「G」との挟撃空間が待ち受けています。

 往時はもっと、深く、鋭かったことでしょう。

 両側から石を投げおろされたら、ひとたまりもありませんね。

 「小机城第4話・堀底キルスポット」へ続く・・・

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