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高部向館(1) ~ 那須勢の渡河を阻止せよ

 みなさん、こんにちは。
 中世城郭愛好家、土の城派、武蔵の五遁です。
 平成28年6月11日、お城仲間のМさんと高部向館(たかぶむかいだて)に行って参りました。
 茨城県常陸大宮市高部にあります。

IMG_0031_20160629093240809.jpg

 このレポートは、冊子「中世の高部」の記述を参考とさせていただきました。

 この冊子は、同行のМさんが、「道の駅みわ」で入手してくださいました。

 戦国期、この地は佐竹領でした。

 この地の山ひとつ西は那須領で、那須氏が国境を越えて攻め込んでくることに警戒しなければなりませんでした。

 この地は、街道が交わる場所で、交通の要衝でしたので、佐竹氏はこの地を確保したいと考えました。

高部館アク

 地図をご覧ください。

 谷をふさぐように川が流れています。

 川は天然の堀となります。

 那須勢が地図の左側から谷を進んできた場合、川を堀として那須勢を食い止める防御方法は有効です。

 そこで、高部館と高部向館で渡河地点を挟み込み、山上の迂回を防止することにより、防御ラインを死守しようとしたのだと思われます。

IMG_9869.jpg

 美和局隣の駐車場を出て、右へ進みます。

 現在の街道が橋にさしかかる手前で、右に曲がります。

 こちらが往時の街道であるということです。

IMG_9870_20160629100125943.jpg

 往時の街道は、川沿いに続いています。

 この先に往時の橋があり、渡河地点であったようです。

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 街道のわきには、堀があり、堀の向こう側が居館部でした。

 街道を押さえるための番所もあったことでしょう。

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 渡河地点には、橋の礎石であったろう石が残っています。

 居館部には現在民家があるため、縦断することはできません。

 いったん戻ります。

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 舗装路まで戻り、南へ登っていきます。

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 途中で道は舗装路でなくなります。

 沢にかかる3本目の橋を渡り、沢沿いにまた、南へ登っていきます。

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 居館部の上の方は墓地になっていますね。

IMG_9878_201606291011583ba.jpg

 橋を渡ってから2~3分で・・・・

 鳥居に着きます。

 ここからはもう迷う心配はありません。

B高部向館

 那須勢が攻め寄せて来る西側に、防御構造の多くが配されています。

 第一話は、防御構想と、道案内で終わってしまいました。

 「高部向館第2話・段々防御」へ続く・・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「茨城の城」
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