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根城(8) ~ 家名存続への配慮

 根城の第8話です。

DSCF3880.jpg
 仲館南東方向の堀です。

 奥に本丸が見えます。

DSCF3881.jpg
 同じ場所から反対方向を撮影しました。

 中館の方が上位の郭であることが一目瞭然ですね。

*根城南部政長は、北朝軍を撃退することに成功しましたが、このままでは南朝がじり貧であることもわかっていました。

 根城南部政長は、なんとか南部の家名を存続させたいと考えました。


根城
 公園の現状では、中館東と中館南の区切りが良くわからなかったのですが・・・・

*根城南部政長は、同族の三戸南部政行と面会しました。

DSCF3884.jpg
 中館に設置されているこの模型や先人の図面などを参考に、イメージ図を起しました。

*根城南部政長

 「 当家は、先代南部師行の遺言もあり、

   例え滅びようとも、北朝へ加担することは出来ません。

   しかし、三戸南部の立場は違います。

   どうぞ、北朝の傘下に入り、南部の家名を保ち、栄えさせてください。 」


DSCF3883.jpg
 中館です。

*根城南部政長

 「 足利将軍に拝謁するには、京都までの交通費、宿泊費も必要となります。

   献上の品も用意しなければなりません。

   ここに砂金を用意しましたので、活用して下さい。 」


DSCF3886.jpg
 中館を出て、堀底を北に向かいます。

*三戸南部政行

 「 ありがとうございます。

   近年、当家は衰える一方で、虚しく日々を過ごして参りました。

   貴殿のご厚意で、お家を再興し、武名をあらわすことが出来ます。 」


DSCF3888.jpg
 馬淵川に近づいてきました。

*三戸南部政行は、早速、足利尊氏に拝謁しました。

 足利尊氏は大いに喜び、政行に大長刀を与え、三戸南部家の再興を約束しました。


DSCF3889.jpg
 右側の中館東が途切れても、堀は中館に巻きつくように続いています。

 これまでとは防御への執念が違いますね。

 「根城第9話・北部王家を迎える」へ続く・・・

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