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真壁城(3) ~ こん棒の鬼道無

 真壁城の第3話です。

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 「小口い」へ至る土橋の上から、北西方向にのびる堀を撮影しました。

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 土塁の上を・・・

 北西方向へ移動します。

真壁城
 二郭は、本郭からの射撃の制圧下にあり・・・・

 中城は、二郭東からの射撃の制圧下にあり・・・

 外郭から中城へ至る通路は、「F」からの射撃の制圧下にあります。

 理にかなった縄張りです。

*戦国期の真壁家の当主は、真壁久幹(まかべひさもと)です。

 出家して道無(どうむ)と名乗りました。

 (出家して人の道を探求するのは判りますが、出家して道が無いというのは破天荒ですね。)


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 更に進むと、「小口あ」が見えてきます。

*真壁道無は、周囲から「鬼道無」と呼ばれて、恐れられたということです。

 鬼道無の使用する武器は、刀ではありません。槍でもありません。弓でもありません。


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 奥で土塁が屈曲し、張り出しています。

*鬼道無の使用した武器は、長さ3メートルのこん棒であったということです。

 樫の木のこん棒に鉄ビシをびっしりと打ちつけていたということです。


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 「小口あ」へ至る通路に対して、屈曲張り出し土塁から横矢攻撃を仕掛けることができるようになっています。

 技巧的です。

*鬼道無は、そのこん棒をブンブンと振り回し、馬ごと敵兵をなぎ倒したということです。

 それは、恐れられて当然ですね・・・

 鬼道無は、佐竹派の武将として、敵対する小田氏との抗争に明け暮れ、佐竹派の勝利に度々貢献しました。


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 「小口あ」を正面から撮影しました。

 Mさんの小ささから、土塁の規模の大きさを察していただけると幸いです。

 「真壁城第4話・沼尻合戦の裏切り」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「茨城の城」
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