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山中城(13) ~ 首を取らせる大将

 山中城の最終話です。

 山中城の本郭は三段になっています。

 勘兵衛が降り立ったのは、上の段だと思われますが、本レポートでは下の段から紹介して参ります。

IMG_9668.jpg
 下の段「兵糧庫」です。

IMG_9669.jpg
 「兵糧庫」から上を見上げました。

IMG_9666.jpg
 中段です。

山中城c
*「渡辺水庵覚書」によると・・・

 渡辺勘兵衛が、本郭へ降り立ち、槍一本にて突き進むと、城兵は奥の櫓の方へ後ずさりました。

 勘兵衛が城兵と槍で戦っていると、中村家の同僚たちが合流してきました。


IMG_9633.jpg
 上の段の本郭です。

 この藤棚のあたりに建物があったのでしょうか?

*乱戦の中、勘兵衛の目には見えませんでしたが、「ワシが大将だ」と名乗り、首を取らせる声と音を耳にしたということです。

 城主の松田康長だったのでしょうか?

IMG_9658.jpg
 本郭の奥には、天守櫓跡(図には天守台と書きこんでしまいました)があります。

 天守閣ではなく、組み上げ櫓が設置されていたようです。

*本郭の奥側の狭い空間で、敵と味方がもみくちゃになり、更に奥へなだれこみ、ついに櫓の段も制圧されました。

IMG_9659.jpg
 天守櫓跡へ登る階段があります。

*やがて秀吉直属の「黄母衣衆」が本郭へ入ってきました。

 渡辺勘兵衛は、中村家の旗を櫓の脇に立てさせました。

 本郭を落としたのは渡辺隊であることを誇示するためです。


IMG_9662.jpg
 登りました。天守櫓跡です。

*山中城が半日で落城したことで、北条家の戦意は低下し、やがて本拠の小田原城は開城することとなりました。

IMG_9661.jpg
 櫓台からの本丸・・・

 良好に整備され、遺構が見やすい状態に保たれています。

 多くのお城好きの皆様にお薦めの城です。

IMG_9711_201504212051456a9.jpg
 山中城からの富士山でお別れです。

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