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新村城(5) ~ 搦め手保塁の妙

 新村城の最終話です。

 新村城は、西・南・東を低湿地に囲まれていますので、南から敵が攻めよせる可能性は低いと思われますが、万が一に備えて、南側にも堅固な登城路を用意しています。

IMG_0161.jpg
 「E」の小口です。

 これは城外から・・・

IMG_0159.jpg
 これは城内から・・・

IMG_0158.jpg
 アングルを引いてみました。

IMG_0160.jpg
 今度は逆方向、「E」を背にしています。

 三郭からの側面攻撃、保塁からの正面攻撃、本郭からの頭上攻撃にさらされる、堀底道です。

新村城
 三郭から本郭「D」へ登る道の真ん中に小保塁があります。

 小さすぎてアルファベットを落とし込むことができませんでしたが、この保塁がなかなか有効な防御パーツとなっています。

IMG_0156.jpg
 本郭への道は、保塁を巻き込むように設置され、保塁からの攻撃を有効たらしめています。

IMG_0154.jpg
 保塁からの三郭。

 保塁は三郭に突き出した射撃台のようになっており、敵兵が三郭に進入しても、保塁からの銃撃に悩まされることとなります。

IMG_0157.jpg
 保塁からの本郭塁壁。

 攻城兵が保塁を確保しても、保塁は本郭からの射撃の制圧下にあり、維持をするのは大変です。

IMG_0155.jpg
 保塁からの、本郭小口。

 ここに櫓門を設け、櫓上から射撃を出来るようにしていたのではないでしょうか。

IMG_0153.jpg
 「D」の小口から、保塁を見下ろしました。

*千葉の城を踏査し始めて、未だ日が浅いのですが、これだけ技巧的な城があるとはビックりです。

 不勉強を恥入る次第です。

 縄張りマニアの皆様に断固、お勧めの城です。


IMG_0152.jpg
 本郭の写真でお別れです。

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「千葉の城」
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