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向根小屋(2) ~ 極陰の伏兵駐屯地

 向根小屋の最終話です。

IMG_9299.jpg
 「A」の櫓台に登ってみました。

 思ったより広いですね。

IMG_9301.jpg
 櫓台から、堀越しに城外を撮影しました。

 現地で見たときは、堀の深さと広さに感動したのですが、写真にすると伝わらないのが残念です。

向根小屋
 北条の角馬出と言えば、小口が2か所設けられるケースが多いのですが、ここでは1か所です。

 防御に徹した極陰の縄張りです。

 馬出前面の堀は、深く広くし、攻城兵を寄せ付けず・・・

 馬出と本郭の間の堀は、「馬出に進入した攻城兵への銃撃を確かなものとするために」狭くしてあります。

 1話でお話しした通り、本佐倉城を攻める敵にとって、向根小屋は目の上のタンコブのような存在です。

 本佐倉城へ攻めかかる前に、まず、向根小屋を落として、後顧の憂いを断っておきたいはずです。

 そんな攻城側の我攻めに対して、貝のように引きこもって、ひたすら耐える構造になっています。

IMG_9302.jpg
 馬出から本郭へ向かう土橋です。

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 ここでは、左側に櫓台「B」がせり出し、土橋へ横矢をかけることができるようになっています。

IMG_9305.jpg
 堀底に下りてみましたが、藪にて、早々に撤退しました。

 人里離れた城で藪と格闘するのはなんでもないのですが・・・

 民家が近くにある城で藪と格闘するのは・・・・

 不審者として通報されそうで、気が引けてしまいます・・・

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 本郭に入りつつあります・・・

IMG_9289.jpg
 本郭には、神明大神社が鎮座しています。

 地図で、神明大神社を目指すと大丈夫です。

 神社の脇に車を停めることはできますが、途中両脇から木がせり出してくる場所があり、車体が傷つきます。

 それが嫌な方は、南西方向の路上で幅が広いところがありますので、自己責任で・・・

IMG_9308.jpg
 神社の脇から見た「B」の土塁です。

IMG_9307.jpg
 本郭は広く、千人ほど駐屯できそうです。

 攻城側も、千人の伏兵に背後をさらしたまま、本佐倉城を我攻めするわけにはいかないですね・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「千葉の城」
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