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発端頂砦 ~ 両睨みの地

 みなさん、こんにちは。
 中世城郭愛好家、土の城派、武蔵の五遁です。
 平成26年11月22日、お城仲間のMさんと、発端頂砦に行って参りました。

 静岡県沼津市内浦重須、発端丈山から北側へ尾根筋を120Mほど下った場所にあります。
 アクセスは、 「三津城」 をご参照ください。

発端配置
 発端頂砦は、北条水軍の拠点長浜城へ至る尾根と、三津新城へ至る尾根の結節点にあります。

 武田水軍が内浦湾に押し寄せたら、三津城で烽火をあげる。すると韮山城から援軍が発端頂砦へ入る。

 武田水軍が長浜城へ攻めかかったら、長浜城へ援軍を差し向ける。

 武田軍が上陸して、三津新城へ攻めかかったら、三津新城へ援軍を出すといいった「両睨み」の地であったと想像いたします。

 また、万が一、武田軍が長浜城、網代山砦、岩尻山砦を抜いて、この地を押さえてしまった場合、三津新城は攻め下られる立場となり、弱体化してしまいます。

 この地は、韮山城西方城塞群の要であったと思われます。

IMG_8760.jpg
 三津城から尾根筋を下っていくと、「B」の手前の細長い平場に出ます。

 緊急時には、ここも兵士の駐屯地となっていたことでしょう。

三津城
 三津城を敵に取られてしまっては、発端頂砦が弱体化しますので、三津城にも警戒と見張りの兵を置いたことでしょう。

IMG_8762.jpg
 平場は、「B」で幅が広くなっています。

IMG_8763.jpg
 「B」の北側には段差があります。

 発端頂砦本体を敵に取られてしまっても、「B」において抵抗し、本体を奪回する意図があったのだと思われます。

IMG_8765.jpg
 「E」と「C」の間の堀です。

IMG_8766.jpg
 「D」の腰郭です。

 削平がしっかりしているし、その向こう西側の落ち込みの激しさが伝わってきます。
IMG_8768.jpg
 「E」だったと思います。

IMG_8769_2014121919351863a.jpg
 「F」だったと思います。

 見映えしない平場の写真ばかりで申し訳ありません。

IMG_8770.jpg
 この地に分岐があり、分岐を西に下ると長浜に至ることを示す表示です。

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「静岡の城」
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