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盛岡城(4) ~ 三の丸桝形小口

 盛岡城の第4話です。

 さて、前話までは、伏兵出撃路兼退却路の紹介でしたが、今回はメインストリートのレポートです。

sIMG_7364.jpg
 三の丸の小口は、三方向を石垣で囲まれ、桝形小口となっています。

sIMG_7366.jpg
 桝形の中に入り、方向転換中です。

sIMG_7367.jpg
 出口が見えてみました。

盛岡城1
 三の丸への小口は、右に向けられています。

 二の丸からの射撃範囲へ攻城兵を誘導するためです。

 もちろん「F」にも兵士が詰めていて、攻城兵へ二方向から攻撃を仕掛けます。

sIMG_7369.jpg
 三の丸に入りました。

sIMG_7368.jpg
 小口を抜けた場所が、二の丸からの射撃の制圧範囲に入っていることをご確認ください。

sIMG_7452.jpg
 三の丸の「F」方向の塁壁も石垣になっています。

sIMG_7451.jpg
 イメージ図には描きこまなかったのですが、三の丸の一角には巨大な岩があります。

sIMG_7362.jpg
 烏帽子岩というそうです。

 信仰の対象となっていたということです。

sIMG_7361.jpg
 こちらら見上げた方がありがたみがありますね。

 「盛岡城第5話・連続桝形小口」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「東北の城」
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Comment
Re: こちらこそです。
Butch様 ご来訪ありがとうございます。

 私も堀に降り立ち上から攻撃された場合を想定し・・・
 今度は土塁に登り、堀底への攻撃を想定し・・・
 こっちから来たら、あっちへ・・・と、脳内シュミレーションをしている時が
至福の時間です。この喜びを少しでも多くの皆様へお伝えしたくて、レポートを
作成しています。
(縄張りに興味が無い方にとっては、ウザいレポートだと思いますが・・・)

 盛岡城は近世城郭ですので、石垣の上には屋根付きの狭間塀でしょうね。
 屋根を付けることにより、火縄銃の火が消えない利点があったのだと思います。

 さて、北信遠征に行って参りました。
 城というのは、地域地域で異なる様式、異なる防御思想があり、その多様性も魅力ですね。
 関東の城は、導入路を屈曲させ、横矢をかけることにより、防御力を増強させますが、北信
の山城は、導入路がはっきりしません。遮断の連続で、防御力を増強させています。

 双方の防御思想は全く異なりますが、それぞれ、防御力の増強には成功しています。
 本当に、城は面白いですね。
こちらこそです。
こちらこそ毎回 御丁寧なお返事ありがとうございます。
城跡では壕に飛び込んだり塁上で射撃姿勢をしたり・・・と 他人から見たらかなり危ないオジサンです(苦笑)
五遁様の戦闘を主眼に置いた縄張りレポート、歴史背景(こちらに疎いです) 非常に面白く拝見しています。

盛岡城の復元模型を博物館で見たのですが塁上は狭間塀が廻っていたのですね(近世城郭一般でしょうね)自分の感覚では火点の視界・数・位置とも限られてしまうのでは?土嚢銃座のほうが・・・と思うのですが、当時の兵器、戦法ではベターだったのでしょうね?

信濃遠征羨ましい!長野市周辺は鞍骨城等々機動力を要する城が多く車一台では効率悪いですよね~ いつか 行きたいな~

それでは またお邪魔します 失礼いたします。
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