HOME   »  中世城郭  »  九戸城(3) ~ 九戸勢奮戦

九戸城(3) ~ 九戸勢奮戦

 九戸城の第3話です。

sIMG_7300.jpg
 今度は「E」の堀を西側から撮影しました。

九戸城
*いよいよ再仕置軍による九戸城攻撃が始まりました。

 「旧南秘事記事」によりますと・・・

 各国の加勢の衆は、城の周囲へ二重三重に駐屯し、家々の馬印の旗を秋風にたなびかせ、楯や竹の束を並べた。

 四方より鬨の声を挙げ、鉄砲を放った。


sIMG_7301.jpg
 「B」の小口の解説です。門の礎石が見つかったということです。

*寄せ手は、大軍であるので相手を侮り、我先にと城の切岸を登り始めた。

 城兵は、充分に引きつけてから、弓や鉄砲を放ったので、攻め手は打ち倒され、切岸を登るのをあきらめるしかなかった。

 その後は、遠巻きにして、数千挺の鉄砲を一斉に放つなどしたが、城兵は平然としていて、寄せ手にはなすすべがなかった。


sIMG_7303.jpg
 「B」の小口の脇には、「A」の堀があります。

*蒲生氏郷の士卒は、「はるばるこの遠方の地に来て、このような小城を攻めあぐねて、無駄に日々を過ごすのは末代までの恥辱」とし、馬を降り、切岸が高くても木の根につかまり、塀際まで攻め登り、ついに塀を乗り越えるところまでいった。

 城兵は、槍や長刀をそろえて待ち受け、狭間から鉄砲を討ちかけ、大木を投げ落としたので、死傷者は450名にものぼった。


sIMG_7302.jpg
 「B」の地点で攻城兵は、本丸石垣からの正面攻撃を受けながら、右への屈曲を強いられます。

*戦線は膠着しました。

 再仕置軍は、大軍であるので兵糧に窮し始めました。

 また、我攻めをすれば、これまでのように多くの兵卒を失うことは必定でした。


sIMG_7304.jpg
 本丸の内部が見えてきました。

 石垣は食違いになっており、ここに門が設けられていたと思われます。

*現場の総指揮官浅野長政は、打開策を見出すため頭をひねるのでした。

sIMG_7310.jpg
 本丸に入って「B」を振り返りました。

 「九戸城第4話・卑劣なタバカリ」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「東北の城」
スポンサーサイト
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

武蔵の五遁

Author:武蔵の五遁
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード