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大給城(5) ~ 半円形劇場的空間

 大給城の第5話です。

大給城
 攻城兵が、「Q」から「N」へ到達すると、そこは半円形劇場のように、三方向から多層的に見下ろされる ~ つまり、攻撃されるようになっています。

 U字状に湾曲する帯郭たちについても同様のことが言えます。

 今回はそのあたりの解説です。

IMG_7107.jpg
 「Q」から「P」へ至る通路の入口は狭まっていて、左側は石積で固められています。

 門が設置されていたと思われます。

IMG_7094_20140817124814501.jpg
 「P」に入りました。

 「M」からの側面攻撃と、石垣上からの正面攻撃にさらされながら、左に迂回し石垣の上に出ると、「 I 」からの攻撃、「H」の右脇からの頭上攻撃にさらされながら進まなくてはなりません。

IMG_7109.jpg
 「M」は土塁で守られていて、入口は小口になっています。

IMG_7113.jpg
 「N」から上を見上げました。半円形劇場と申し上げた理由がわかりますでしょうか?

IMG_7114.jpg
 「M」と「O」を結ぶラインの北側です。

IMG_7115.jpg
 「K」に立って「H」方向を撮影しました。

IMG_7116.jpg
 「K」から二郭方向を撮影しました。

 段々帯郭を登る攻城兵は、必ず、「D」へ到達するよう設計されています。

 「D」へ到達すると、三郭と「E」から挟撃され、二郭からの頭上攻撃にさらされる、キルスポットとなっています。

 技巧的な縄張りですね。

 「大給城第6話・屈曲通路連続小口」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「愛知の城」
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