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図解新府城(2) ~ 東面屈曲通路

 新府城の第2話です。

DSCF2742.jpg
 Cの堤防兼土橋からDに至ると、Dは左右からみて窪んでおり、左右からの攻撃にさらされる構造になっています。

 写真はDから、南のE方面を撮影しました。途中に段差があるのが視認できるでしょうか?

DSCF2746.jpg
 Eに来ました。鳥居が立っています。

新府城東面
 先人の図面と、自らのスケッチから起こしました。

DSCF2749.jpg
 Eから一直線に石段が伸びていますが、往時の通路ではないと思います。

 右側の屈曲路が、往時の通路ではないでしょうか?

DSCF2750.jpg
 この様に荷車を引いて登ることが出来る程度の幅もあります。

DSCF2752.jpg
 くねくね道を登っていくと、Gの郭に達しますが、Gへ入る直前で更に屈曲しています。

DSCF2753.jpg
 Gの郭です。

 出構方面への通路もあり、北方向と東方向の兵士の進退に重要な役割を担った場所ではないでしょうか?

DSCF2754.jpg
 GからHへの通路です。右側から土塁が張り出して、侵入路を狭めています。

DSCF2755.jpg
 Hに入りました。Hから本郭への空間には往時枡形等が設置されていたと思うのですが、大規模に土取りされてしまっています。

 「新府城第3話・北側防御への考察」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「山梨の城」
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Comment
Re: 破脚があったかもしれませんね。
ぶっち様 ご来訪ありがとうございます。

 新府城はクリアな部分と、緩い部分がまざっていますよね。
 緩い部分は破脚にあっているのではないかと感じました。
 特に南側の本郭の下のあたりですよね。
 東側の小山は・・・・
 もし東側の小山を築城して、いざ籠城しようとしたら人数が
足りない事態となった。東側の小山を放棄したら、みすみす、
敵に城を与えることになる・・・故に普請しなかったのでしょ
うか?
御多忙の所申し訳ありません。
御返事有り難うございます。
以前から"新府城"と言う名称がどうもひつっかかっていて・・・
自分もここは度々行っているのですが石段から上った事が無くこちらの屈折通路には気付きませんでした!こちら方面は北条的だと東の小山と連係して鉄壁の街道封鎖だと思うのですが、築城目的が違うのか、ここは容易に迂回スルーできる緩さを感じます。
余談ですが関東に来たころ全く城歴も知らずここに連れてこられた時は韮崎・甲府方面への出撃基地、諏訪・佐久方面の侵入阻止のため築かれた城に見えてしまいました(笑)
この城は縄張り、緩い加工・・・個人的に?の多い"変な城"です、またコメントさせて頂きたいと思います。
失礼いたします。
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