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御坂城(5) ~ おののく北条勢

 御坂城の第5話です。

御坂城北面
 この回は、西上郭の北側の斜面に普請された竪堀と横堀について紹介させて頂きます。

 念押しさせて頂きます。堀だけです。

IMG_1845.jpg

 「西上郭」と城外を結ぶ土橋の脇から、竪掘が下がっていますが、途中で横堀と合流しています。

*上黒駒から下方に取り残された北条勢は、狭い谷の底で前を上黒駒在地衆、後ろを鳥居元忠勢に囲まれてしまいました。

 全滅は時間の問題かと思われました。


IMG_1847.jpg
 合流地点のアップです。

*御坂城へ逃げ込みかけていた北条勢は味方の窮地を知り、これを救出せんと、再び谷を下りました。

 上黒駒の地で両軍は入り乱れ、激戦となりました。


IMG_1853.jpg
 横堀は城の中心部へ向けて、約100メートルもの長さで普請されています。

*兵力は北条勢が上でしたが、徳川の指揮官は実戦経験が豊富な勇将鳥居元忠でした。

 また、徳川勢には、この場の地形を知り尽くした上黒駒在地衆が加勢していました。

 北条勢は崩れたたち再び敗走を始めました。


IMG_1855.jpg
 横堀を形成する土塁が途切れて、竪掘が下る個所です。

*御坂城への街道は狭く、撤退する北条勢の渋滞が発生してしまいました。 

 徳川勢の追撃に恐れおののく北条勢は街道を離れ、散り散りに山中へ身を隠すしかありませんでした。 


IMG_1856.jpg
 横堀は上下左右にうねりながら延々と続いています。

*北条の大将、北条氏忠の馬は急斜面の登りに疲弊し動かなくなってしまいました。

 そこで家臣が馬を提供してくれた為、北条氏忠は命からがら御坂城へ帰り着くことが出来ました。


IMG_1857.jpg
 このあたりで「西下郭」の下にさしかかったようです。

 「御坂城第6話・五百のさらし首」へ続く・・・

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