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長内館(2) ~ ダマシ通路

 長内館の第2話です。

DSCF2066.jpg
 「三郭」から、一段上のスペースへ登って行きます。

長内大手
 現在の舗装路がそのまま往時の遺構とは思えませんが、「出郭」の基部と、「E]からの横矢攻撃が可能なこのあたりに、登り道があったことは間違いないと思われます。

 道なりに進むと、「A」「B」「C」から挟撃される通路に至り損害をこうむるだけでなく、その先に「二郭」への小口はありません。攻城兵が道なりに進みダマサレるよう通路の付け方に工夫がなされていると思います。

 「二郭」への小口は、「D」から右側へ曲がり、「二郭」と「E]との間の木戸を抜け、「二郭」と「本郭」挟撃空間へ進めねば到達できません。

 攻城兵が「出郭」を奪取した際も「E」の右側にあったであろう木戸で食い止める防御思想であったことでしょう。

DSCF2069.jpg
 「D」から見上げた「二郭」の塁壁です。高さは8メートルほどですが、角度が急で登るのは容易ではありません。

DSCF2068.jpg
 「B」の塁壁です。

DSCF2070.jpg
 右が「B」の塁壁、奥が「A」保塁です。

 堀幅はこの地方の城によくみられる幅ですので、往時の遺構であると判断します。

DSCF2071.jpg
 先ほどの写真から先に進みました。左が「A」保塁、中央が堀、右が「B」の塁壁です。

長内搦手
 搦め手のイメージ図です。

 「よねしろ考古第4号」掲載実測図から起こしました。

DSCF2072.jpg
 搦手側から撮影しました。

 左側が「B」、中央が堀、右が「A」です。

 「長内館第3話・搦手土橋」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「東北の城」
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