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大前城周辺地形への考察

 みなさん、こんにちは。
 中世城郭愛好家、土の城派、武蔵の五遁です。
 平成25年4月7日、大前城の周辺地形を観察してきました。

嬬恋アク
 群馬県吾妻郡嬬恋村大前、嬬恋村役場西方約500Mにあります。

 山城の師匠「武蔵富岡さん」はフモトから登って到達したと聞きました。

 怠慢な弟子である私は、背後の台地続きからアクセスすれば登らずに済むと考えました。

DSCF1541.jpg
 背後の台地続きから大前城方向を撮影しました。

 この先、100メートルも進めば、奥の林が大前城であることは明白なのですが、その手前は広大な笹藪があり、アクセスを断念せざるを得ませんでした。

 この時点で私の心の中にはもう大前城は無く、その北方の地形への関心が大きく膨らんでいました。

大前航空
 北方には大きな堀に囲まれた空間があり、堀が確認できない部分でも、航空写真で地割を確認すると、縄張りが見えてくるのでした。

大前図
 イメージ図にすると、こんな感じです。

 1枚目の写真は、Bを背後にし、A越しに大前城方向を撮影したものです。

 この全体像が現実のものであるならば、大前城は、前衛の小保塁に過ぎないこととなります。

DSCF1534.jpg
 東堀です。右側が二郭です。耕作により埋められてしまっていますが、充分な堀幅があります。

DSCF1537.jpg
 南堀です。幅は場所によっては10メートル以上あります。

DSCF1548.jpg
 南堀から見上げた二郭の塁壁です。高さは8メートルほどでしょうか?

 この切り立ち加減は自然地形とは思えません。

DSCF1535_20130425091803.jpg
 北側から見た西堀です。手前に来るほど埋まってしまっていますね。

DSCF1549.jpg
 北堀にいたってはもはや、僅かな窪みですが、堀幅の広さだけは推察できます。

DSCF1551.jpg
 残存土塁と思われる部分もありました。

DSCF1550.jpg
 背後の中腹に人の手が加えられた地形があるように見受けられましたので登ってみました。

DSCF1560.jpg
 おおまかに削平されています。

DSCF1558.jpg
 削平地の手前は切岸っぽくなっていました。勝手に物見と読んでみました。

DSCF1562.jpg
 物見から見下ろした主郭です。(勝手な思いこみです)

*戦国時代鎌原氏は羽尾氏に、嬬恋の所領を奪われ、武田信玄に身を寄せていました。

 鎌原氏は、真田幸隆の援軍と共に、鳥居峠を越え、羽尾氏を駆逐し、旧領を奪還しました。

DSCF1557.jpg
 鳥居峠の遠景でお別れです。

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「群馬の城」
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