FC2ブログ
HOME   »  中世城郭  »  松井田城(9) ~ 絶対塁壁と迂廻路

松井田城(9) ~ 絶対塁壁と迂廻路

 松井田城の第9話です。

GEDC1269_20130124153238.jpg
 畝掘フィールドから見上げた、二郭の塁壁です。同行のMさんの小ささからその規模を推察して頂けると幸いです。

 現状、木につかまってようやくよじ登れるほどの、急な塁壁です。そして、この高さ!!

 往時は木は無かったでしょうから、鎧を身にまとった兵士が登るのは不可能であったことでしょう。

 私は呼びたい。絶対塁壁と・・・

p001_20130124151029.jpg
 攻城兵は、西側から二郭に取りつくのをあきらめて、二郭北方の尾根へ迂回をすることとなるでしょう。

 その迂廻路も、2郭からの投石にさらされますし、迂廻路を限定させる、竪堀も用意されています。

GEDC1239_20130124154028.jpg
 その竪掘です。

GEDC1240_20130124154111.jpg
 迂廻路から見上げた、堀切Eです。

GEDC1241_20130124154249.jpg
 尾根筋にたどり着きました。

 堀切Eの南側には塁壁がソビエています。

GEDC1242_20130124154446.jpg
 塁壁に登ってみました。郭があるかと思いましたが、郭は無く、遮蔽土塁でした。

GEDC1243_20130124154705.jpg
 先ほどの遮蔽土塁上から、堀切Dを隔てて、南側の塁壁を撮影しました。

GEDC1244_20130124155244.jpg
 アップです。やや斜めの三角形になっていますが、兵士がとどまる感じではなく、これも遮蔽土塁と考えて良さそうです。

 松井田城の西側を増設した大道寺政繁は、天正壬午の乱の際、佐久に入っています。そこで彼は日向城の連続堀切を見、そして、その防御思想を松井田城に取り入れたのではないかと妄想してしまいます。

 「松井田城第10話・横矢小口」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「群馬の城」
スポンサーサイト



Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

武蔵の五遁

Author:武蔵の五遁
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード