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猪俣城(5) ~ 本郭と円状の窪み

 猪俣城の第5話です。

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 本郭にはいりました。

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 本郭には、円状の大きな窪みがあります。烽火を上げる為のものだとおっしゃる方が多いですが、水がめを置いたのではと推察する方もいらっしゃいます。

 論議の分かれるところですね。

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*小田原北条氏が台頭すると、関東管領上杉家重臣藤田氏は、管領家を見限り、北条氏へ忍従します。その頃猪俣氏は藤田氏と行動を共にしていました。北条氏邦が1560年に鉢形城を拠点とします。猪俣氏は北条氏邦の配下となりました。

 1569年には、武田信玄が鉢形城へ攻めよせています。この時、猪俣城は鉢形城北方の物見として、武田勢の襲来を烽火で伝えたのではないかと推察いたします。

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 本郭からは、忍城方面が遠望できます。

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 本郭から「あ」の郭への降り口です。

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 「あ」の郭です。10数年前に訪れた際、このあたりに伐採された木がびっしり詰まれており、郭を観察できなかったどころか、下るのに大変な苦労をしたことを思い出しました。

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 「あ」の郭から、「い」の郭を見おろしました。

 「猪俣城第6話・二重堀切とずらし小口」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「埼玉の城」
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Comment
Re: 私でよければ
丸馬出様 御来訪ありがとうございます。

 これからもよろしくお願いいたします。

 さて、本日の埼玉は強烈な風が吹き続け、畑の土が巻き上げられ
空が茶色になっています。

 外出を控えて、昨日訪問した城のお絵かきにいそしんでおります。
私でよければ
毎回コメントするのもしつこい気がして
間をおいてコメントしておりますが
毎日チェックして、
読ませていただいております(笑

そうですねえ、むなしくなった時は時代劇ですよ!
・腕に覚えあり
・風の果て
・清左衛門残日録
は藤沢周平さんの名作ですからね
おもしろいですよ~オススメです。
いつもありがとうございます。
丸馬出様 御来訪ありがとうございます。

 月に2度城を攻め、その記事のアップの為、月に4日を費やす。

 仕事以外の私生活の大半をホームページの更新に追われる日々・

 自分が好きで続けていることです。自分の日記です。

 ・・・と自覚しているのですが、時折虚しさが押し寄せてきます。

 そんなときに丸馬出様からコメントを頂くと勇気百倍!

 また明日から頑張ろうと思えます。いつも感謝申し上げております

> 現地を見ないと感じられないことが
> たくさんありますよね。
> ご回答ありがとうございました。
ありがとうございます
現地を見ないと感じられないことが
たくさんありますよね。
ご回答ありがとうございました。
山内上杉系ですね!
丸馬出様 御来訪ありがとうございます。

 近年、城郭研究は進み、武蔵杉山城や、武蔵菅谷城は山内上杉氏の構築であると
考えられるようになってきました。

 山内上杉氏は優れた縄張り理論を持っていたということになります。

 この猪俣城もまた山内上杉系であると理解すると、やや技巧的なところが納得で
きると思います。

 個人的な感覚をお話しすると、塁壁の低さ、堀幅の狭さを考えると、戦国期には
物見として活用され、あまり改修は受けなかったのではないかと思います。

 北条系の記録にも出てきませんので・・・

> 武蔵様の縄張図を拝見すると
> 技巧的なお城のようですが、
> もともと技術が高かったのか
> 戦国期まで手を加えられていたのか
> どちなんでしょう。
> ちょっと疑問に思ってしまいました。
技巧的なおしろですねえ
武蔵様の縄張図を拝見すると
技巧的なお城のようですが、
もともと技術が高かったのか
戦国期まで手を加えられていたのか
どちなんでしょう。
ちょっと疑問に思ってしまいました。
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