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久下田城(3) ~ 宇都宮領蚕食

 久下田城の第3話です。

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 二ノ丸の北側部分です。

 暗くジトジトとしていて、陰鬱なムードが漂っている為、私は先に進めなくなってしまいました。

 前回同様、ここで引き返そうかと思っていたところ・・・

*結城家は宇都宮家と折り合いが悪く、蟠龍斎は宇都宮領を蚕食することで頭角を現しました。

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 Mさんが本郭の塁壁を降り、私のもとへ駆け付けてくださいました。有り難い。

 それにしても深い堀ですね。

*1545年、宇都宮領南端の中村城を攻め取ると、宇都宮領との接点に久下田城を築城し、在城しました。そして、本拠の下館城は弟の水谷勝俊へ与えました。

 1546年、久下田城に攻めよせた八木岡貞家を返り討ちにすると、八木岡城を接収し、所領を拡大させました。

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*1547年、宇都宮家の意を受けた武田信隆が大軍を率いて、久下田城に攻めよせましたが、これを撃退し、主将武田信隆を討ち取ります。

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 Mさんの後ろにつきながら、二ノ丸の東部分に移動しました。

*その後も笠間氏の田野城を攻め落としました。

 「関東古戦録」には、下記のエピソードが記されています。

 追い詰められた田野城の主将羽石盛長が、「私の運命もここまでだ。端武者の刃にかかるのは冥途まで悔しさが残る。最後の思い出に蟠龍斎殿の手にかかって潔く死にたい。勝負していただければ本望でござる。」と申し出た。

 蟠龍斎は快くこれに応じ、羽石盛長と華々しく刃を交えた後、その首を掻き切ったとのことです。

 蟠龍斎の手にかかって死ぬことが名誉であると敵将に認識される存在へと、蟠龍斎は飛躍していたのでした。

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 二ノ丸の東側には西郭があります。

*また、「歴戦の老将大田三楽斎の軍勢と対峙し、対等に渡り合った」ことから久下田蟠龍斎の名声は北関東に響き渡ったのでした。

 蟠龍斎は、天駆ける龍となったのです。

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 西郭から二ノ丸の塁壁を見上げました。

 「久下田城第4話・天正壬午甲斐参陣」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「栃木の城」
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