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麻績古城(6) ~ お化けナタ

 麻績古城の第6話です。

 前話まで、南側の縄張りの紹介をして参りましたが、今回からは北側の縄張りの解説です。

GEDC2471.jpg
 越後上杉系の山城の堀切を「ナタで切った様な鋭さ」と表現することが多いのですが、この堀切を切る為のナタはそれほどの大きさでありましょうか?

 お化けのようなサイズのナタでありましょう!

 カメラのアングルに入り切れません、アングルから切れた下の部分にも、切られた斜面が続いています。

x010.jpg
 東側から見たイメージ図です。藪がある中のスケッチでしたので細部には自信がありません。お化けナタが2本振りおろされた雰囲気だ感じとって頂ければ幸いです。

 上の写真は「堀切2」の「三郭」の塁壁です。

GEDC2469.jpg
 堀切は、竪掘りとなって斜面を下っていきます。

GEDC2472.jpg
 「堀切2」から「あ」へ至るべく、土塁を乗り越えている、らんまるさんの写真です。

GEDC2473.jpg
 「あ」の帯郭に立つ、らんまるさんです。急角度の斜面に、僅かな通路が確保されている雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。

 北から攻めよせる攻城兵が直接「三郭」へよじ登るのは不可能です。通路を探すと「あ」の通路がある。

 「あ」の狭い通路を一列になって「三郭」からの投石に耐えながら進む・・・

GEDC2474.jpg
 「う」の郭です。

GEDC2475.jpg
 背後の岩を迂回して登ると・・・

GEDC2476.jpg
 「え」の郭です。

GEDC2478.jpg
 「え」の郭の東側の突端です。

 「麻績古城第7話・上杉景勝の逆襲」へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」 > 「長野の城」
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Comment
Re: なかなかでございますなあー
らんまる様 御来訪ありがとうございます。

 後ろ姿をパパラッチさせて頂きました。

 写真に「人」が入ると、遺構が際立って見えますので
ご理解を・・・

 この城が落ちるのは、兵力の不足か、内応者の存在か
いずれか以外考えられませんね。

 物凄いものを見せて頂きました。

 今でも写真を見直すだけで、興奮がよみがえってきま
す。

 ご案内、有難うございました。
なかなかでございますなあー
パパラッチされていたとは気付きませなんだ・・・(笑)
貴殿のブログに掲載していただくとは恐悦至極でございます。

「どんだけ掘れば気が済むんじゃい」という大ナタでございました。薬研堀など可愛いものですね(笑)
後詰無き籠城戦の繰り返しだったのでしょうか。
これほどの防御がありながら、あっけなく落城を繰り返すなどとは考えられません。それ相応の武将が守れば相当堅固だったと思うのは小生だけでしょうか?。
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