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川入城(2) ~ 石積み小口発見!

 川入城の最終話です。

GEDC1390.jpg
 日本城郭体系には、城内の残存遺構は無いと記述されていますが、とりあえず、南側のヘリに沿って徘徊します。

 写真は「え」の場所です。ここだけコンクリートで固められています。

 同行のMさんが、固められた場所の南斜面を目視すると、竪堀状に落ち込んでいました。ということは、ここに竪堀と横堀があり、耕作のために埋めたのだけれど、ヘリの部分は崩れてしまうので、コンクリートで固めて、崩落を防いだのではないかと、Mさんと話し合いました。

r006_20120227193028.jpg
 また、グーグル航空写真を見るとこの場所から地目のラインが見て取れました。だので、イメージ図に点線で記載いたしました。

GEDC1389.jpg
 この写真は「お」のラインです。何らかの防御線があったかも知れません。

GEDC1383.jpg
 「お」から、石積み小口へ向かう道には、石積みが続いています。

GEDC1384.jpg
 石積み小口です。これを発見したときは感動しました。

 写真では切れてしまっていますが、左側にはやぐら台の盛り上がりがあり、狭い通路となっています。

GEDC1382.jpg
 ぐぐっと、アングルを引いて見ました。

GEDC1381.jpg
 右がやぐら台の塁壁です。尾根筋を下るこの道が、大手道であったのではないかと推察いたします。

GEDC1387.jpg
 やぐら台へと進むMさんです。それなりに面積があり削平されていました。

 ここにやぐらを設置すれば、大手道を登る攻城兵に正面攻撃を加えることができますし、石積み小口にたどり着いた攻城兵へ横矢攻撃を仕掛けることもできます。

GEDC1386.jpg
 写真では分かり難いのですが、やぐら台の脇には二段の腰郭があり、やぐら台周辺が集中防御地点であったことが推察されます。

 いや~、城は自分で見て確かめないといけませんね。日本城郭体系には記載されていない遺構がこんなにあるのですから。

GEDC1379.jpg
 川入城からの、東海道方面の景色でお別れです。

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