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上野松山城(2) ~ 功者の重ね枡形

 上野松山城の第2話です。

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 三郭から、二郭へは現在石段が続いています。本郭には神社があるため、この石段は参拝用に近世に造られた・・往時の城道は別にあったものと推察します。

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 本郭の塁壁を見上げました。ただの塁壁ではないことが伝わるでしょうか?

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 本郭の塁壁には、このイメージ図の防御構造が刻み込まれているのです。

 「A」の枡形に敵兵が到達すると、「B」「本郭」「C]の三方向から攻撃を加えることができます。

 「C]の枡形に敵兵が到達すると「二郭」と「本郭」の二方向から攻撃を加えることが出来ます。

 二つの枡形が重なっているので、重ね枡形と呼びたくなるような遺構です。

GEDC0930.jpg
 「B」の郭の写真です。向こう側に「A」の郭があります。

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 「C」の枡形です。

GEDC0923.jpg
 「二郭」です。

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 「C」の枡形から、「本郭」への道を登る、お城仲間のMさんです。

 上田氏は、この塁壁にささやかな技巧を刻み込むことにより、縄張り功者としてのアイデンティティーを保ったのではないでしょうか。

 短い使命へ続く・・・

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