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七五三掛城(1) ~ 強靭な防御構造

みなさん、こんにちは。
 中世城郭愛好家、土の城派、武蔵の五遁です。
 平成23年8月6日には、七五三掛城(しめかけじょう)に行って参りました。

a小諸城アク

 長野県小諸市赤坂2丁目にあります。

053_20110830131221.jpg


 小諸駅の南約400メートル、小諸市総合体育館背後の崖上です。
 小諸藩主牧野家墓所、〆掛墓地と地元の方に尋ねれば、判るはずです。

 七五三掛城の踏査にあたっては、「らんまる攻城戦記」様の記事を参考にさせて頂きました。らんまる様、有り難うございました。

052_20110830131259.jpg

 駐車場は、堀を埋めて造ったようです。塁壁が見えますね。

 駐車場は、下の図では「い」と「う」の間です。

 七五三掛城についての資料は全くありません。戦国期に大井氏の支城として機能していたのではないかとされています。

002_20110830131604.jpg

 グーグル地形図を参考にし、駐車場造成で埋められた堀を妄想補正しています。

 これが、小規模ながら侮れない防御力を持っています。

 攻城兵が「い」に攻めよせると、「う」から伏兵を出すことが出来ます。

 伏兵が「う」の先端まで撤退し、攻城兵が深追いをすると、「あ」から城兵が出撃し、「う」の根元を押さえ、攻城兵を袋のねずみにしてしまいます。

 小口の工夫はありませんが、断崖に囲まれているため、攻め口は東に限定されます。

 攻城兵が猪之丸を制圧し、物見郭を落とそうとすると、七五三掛郭から伏兵が出ます。

 逆に、攻城兵が七五三掛郭を落とそうとすると、物見郭から伏兵が出ます。

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 城の北側は、川が流れ、深い谷となっています。

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 登り口です、このあたりは近世の改変を受けていそうです。

 牧野氏墓所へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」
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Comment
Re: ご紹介ありがとうございます!
らんまる様、ご来訪有り難うございます。
 駅と一大観光地「懐古園」にあれだけ近いのに、遺構が
残っているのは貴重ですね。
 攻城戦記、拝見させていただいております。
 最近はプラモシリーズに、心をときめかせております。
 軽巡洋艦「神通」を拝見するのが今から楽しみです。
ご紹介ありがとうございます!
七五三掛城で「しめかけじょう」と読むのも大変(笑)
小諸に永らくお住まいの方に聞いても「????」
天然の田切地形を利用した縄張りが絶妙なバランスです。

牧野公の墓所となることで、乱開発をやり過ごしたのは特筆もので、牧野公に感謝ですね。
貴殿の妄想がどう結論付けるのか楽しみにしております。
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