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藤沢城(3) ~ 三方向への眺望

 藤沢城の最終話です。

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 二の郭から本郭を撮影しました。

 アングルにすっぽりと収まってしまう狭さです。

 あくまでも交通を監視し、何かあれば、烽火を上げ、高遠本城に伝える。山上でネバレルものなら、小勢で抵抗するといった役割だったのでしょう、

001 (2)

 小規模でまとまりのある縄張りは私の好みです。

 土橋と進入路の屈曲が配され、それなりに技巧的です。

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 北側、杖突峠方面の眺望です。

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 東側、金沢峠方面の眺望です。

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 南側、高遠方面の眺望です。

 三方向、スッキリ見渡せる立地は貴重ですね。

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 本郭から、二の郭方向の堀を見下ろしました。中央が削り残され土橋となっています。

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 解説版です。

 築城の時期は不明、鎌倉時代に藤沢氏が城主であった。

 掲示の図面は天正10年のもの、つまり、武田滅亡の年です。現在いる山城は左下に小さく描かれています。戦国期には平城がメインであったようです。

 武田時代に高遠での代官的な役割を果たしていた保科氏は、信長がこの地に侵攻すると、信長による誅殺を恐れ、身を隠しますが、本能寺の変で織田信長が倒れると、諏訪へ侵攻してきた北条氏の力を借り、旧領に復帰し独立大名への道を進みます。

 藤沢城も保科氏の持ち城となりました。

 平城部分は一部残っているようですが、藪が激しく、今回は踏査を見送りました。

 草の枯れる冬に再挑戦したいところです。

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 南からの遠景でお別れです。

 大きな堀などはありませんが、整備されていますし、本郭でホノボノとした気分になれます。

 ホームページ 「土の城への衝動」
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