FC2ブログ
HOME   »  中世城郭  »  唐沢山城④ ~ 謙信突入伝説

唐沢山城④ ~ 謙信突入伝説

 唐沢山城の第4話です。

134.jpg

 二の丸に入りました。

 「関東古戦録」に、唐沢山城に関する伝説が記されています。江戸時代に記された小説的書物なので、事実かどうかは不確かなのですが、歴史ロマンということで紹介させていただきます。

118.jpg

 二の丸には本丸への坂小口が張り出しています。

 永禄二年、当時、唐沢山城は謙信と結んでいました。

 そこに北条氏政を大将とした北条勢3万5千騎が侵攻し、唐沢山城を十重二十重に取り囲みます。

007_20110313082549.jpg

 上杉謙信は、唐沢山城を救うため援軍8千騎を率いて上州を出立します。

 謙信は・・・

 「たとえ我が軍勢が敵の大将を打ちとろうとも、唐沢山城が落ちてしまって、佐野昌綱を死なせてしまったとあらば、世間の笑いものとなろう。私が運を天に任せて城中に駆け入り、城を守ることができれば、武家の面目を保てよう。」

119.jpg

 坂小口を正面から見上げました。

 謙信は、早朝、甲冑を脱ぎ、黒い木綿の旅福を着て白綾で頭を包み、黒馬に金覆輪の鞍をつけ、十文字の槍を握り、主従わずか45人で、城を囲む北条兵の真ん中を一文字に押し進んだ。

120.jpg

 坂小口右側の突出部は、そのまま本丸の南側の塁壁につながっています。

 謙信の行列は生き生きとまた、毅然としており、毘沙門天、韋駄天のような激しい気色であったため、地黄八幡「北条綱成」をはじめとする北条方の武将らは「あれぞ越後の謙信よ」といいながらも、誰一人手を出すことはできなかった。

121_20110313091847.jpg

 本丸南側の塁壁です。多くのホームページに紹介されているアングルですね。

 唐沢山城主「佐野昌綱」は、自ら城門を開き、謙信の騎馬の馬の口をとって迎え入れ、感激の涙を流した。
 
 この快事により、北条方は城攻めの意欲をなくし、北条氏政と北条綱成は相談して、全軍引き上げを命じた。

 北条の配下へと続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」
スポンサーサイト



Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

武蔵の五遁

Author:武蔵の五遁
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード