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西方城② ~ 連続折りつき土塁

 西方城の第2話です。

 西方氏は、長く宇都宮氏に従っていました。
 1523年には、宇都宮氏と敵対関係にあった皆川氏が、西方城西方約1キロの真名子城を奪取したさいには、宇都宮領最前線の要塞として重要な役割を果たしました。

fe 090

 堀底と、それに付随する土塁は屈曲し、城攻兵に横矢をかけることが出来るように工夫されています。

an_20110205091520.jpg

 イメージ図を作成しました。西片町発行リーフレットに詳細な平面図が記載されていましたので、全面的に依存させていただきました。

 上の写真は、図の右下から矢印をたどって、湧水郭の右側の堀底道です。

fe 091

 掘底道を延々と登っていきます。

fe 092

 堀底道は尾根筋にたどり着く直前にもう2度屈曲し、その先は枡形のようになっています。

fe 094

 左上が馬出しで、馬出しの周りをぐるりと横堀がめぐっています。栃木の山城で馬出しがしっかり残存しているのは大変貴重であると思います。

fe 098

 現在、北の丸の北側の土塁が破壊され、馬出しから直接登れるようになっていますが、往時は図のウラ側に迂回する狭い道が北郭への道でした。北の丸からその道を見返りました。

fe 097

 北の丸です。大変広く、敵が迫った場合、この郭には加勢の友軍が満ち溢れたことでしょう。

 イメージ図の北郭は狭く描かれています。目測を誤り、馬出しが紙からはみ出てしまいそうになったので、北の丸を縮小することで辻褄をあわせてしまいました。

 屈曲する進入路へ続く・・・

 ホームページ 「土の城への衝動」
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